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ケーススタディ - 石油産業での配送最適化システム


Bob Blightman、Cirrus社

システムの概要
このシステムはCirrus社により開発されました。Cirrus社は、このモデルを、食品業、製薬業、小売販売業などでの、配送に関するすべての局面をモデル化することについての広い経験を基に、開発しました。このシステムは、一般に、個々のユーザーの特別な要件を満たすようにカスタマイズされますが、個々のインストールは、最適化コアを中心に行われます。通常、カスタマイズのプロセスには短時間が必要なだけで、訓練とドキュメンテーションを含め、2-4週期間以内にインストールできます。このシステムは、現在、英国、英国以外のヨーロッパ諸国、ブラジル、南アフリカ、インドの、およそ25のユーザーサイトで使用されおり、ユーザーは、「最適な」サプライチェーン戦略が実行されているかどうかを確認するために、このシステムを、定期的に使用しています。このシステムは、主要な最適化の目的と、二次的な最適化の目的を持っていますが、それらの配送に関しての最適化の目的は下記の通りです。

  • 予測需要を、小売販売所、および、大口顧客基地に配送するための最適(費用最小)な方法を識別すること。
  • 主要な供給基地から、パイプライン、タンカー、鉄道、道路を通して、製品を各地のデポ(油槽所)に配送する最適(費用最小)な方法を識別すること。
  • 納入場所(顧客)を、配送コストを最小にする出荷ポイントに割り当てること。
  • デポを閉鎖する効果を分析すること。
  • 販売活動に関連して、コストがどのように変わるかを感度分析すること。
  • 同業他社との製品交換契約を評価すること。
  • 各デポで、何台のタンクローリー、何人の運転手が必要かを計算すること。
  • 各デポの、潜在的なキャパシティ不足を識別すること。
  • 製品の総配送費用を計算すること。
  • 制約の与えているコストを評価すること。

「最適解」を計算する時、モデルは、個々の倉庫、製品アベイラビリティ、タンクローリー台数、および、帰路の積荷の有無を考慮します。最適化は、統合システムにシームレスに埋め込まれたXpress-MPの使用を通じて行われます。モデルは、階段関数(例えば、数量増加に伴い、リットルあたりのコストは低減する)、および、0-1変数を扱うことができます(例えば、デポを閉鎖するか否かの意思決定)。

このモデルは、顧客サイト、供給源、デポの位置、その他の物理的な制約を説明するデータに基づいて動きます。主要な入力データは下記のものです。

製品データ:

製品データは、製油所、製品交換契約、購入などの供給源データですが、これらのデータには、キャパシティについてのデータ、コストデータ、デポなどの供給源と配送先の利用可能なルートのリンクなどが含まれています。

  • デポについてのデータ:これには、キャパシティやコストデータが含まれています。
  • 顧客データ
  • 需要データ
  • 配送時間マトリックスデータ、および、距離マトリックデータ:このデータは、システムの中に組み込まれているMapInfo を使って生成されます。

このシステムの最新のバージョンでは、積荷を複数箇所で降ろすこともモデル化できるようになっています。ユーザーは、このシステムが行う最適化プロセスにより、様々な結果を得ることができます。これらの結果は、数値リポート、もしくは、グラフィカルなリポートという形式で得られます。システムは、総費用を計算し、個々の顧客が割り当てられたデポのリストを生成します。

このシステムは、地図モジュールを利用し、個々のデポや納入場所の位置をピンポイントしてくれます。ユーザーは、地図上のポイントをクリックし、選択したデポなどの情報を見ることができます。

また、ユーザーは、特定のエリアを選び、そのエリアのより詳細な情報をズームアップしてみることができます。納入場所は、どのデポに割り当てられたかを示すためにカラーコード化されています。ユーザーは、ディスプレイ標準を選択し、その標準を有するサイトをハイライトすることもできます。例えば、指定した1リットルあたりの配送コストよりもコストが余分に掛かるすべてのサイトを表示することができます。また、例えば、利益への貢献が最も大きいサイトを表示することもできます。別のリポートでは、あるデポを通過して、どれくらいの数量が配送されたかを、キャパシティの使用率の%として表示することもできます。

また、このシステムは、他のGISツール(e.g. MapInfo)にアウトプットをエクスポートし、結果をそこで使用することもできます。

  • このほかのレポートには、下記のようなレポートがあります。
  • 個々の顧客へのリットルあたりの配送コスト
  • 配送コスト
  • 顧客別の配送距離、配送時間
  • 顧客ごとの配賦固定費
  • 顧客ごとの年間配送コスト
  • 前回のサイト割り当てとの比較
  • キャパシティ比のデポ別製品種合計扱い量
  • 週間トリップ回数、および、それに要したタンクローリー台数
  • デポからの最長トリップ距離
  • 必要運転手数、必要タンクローリー台数
  • 供給源別供給数量
  • 製品交換契約に基づく製品交換金額
  • 各種制約につい定義の感度分析

さらに詳細を知りたい方は、下記へご連絡下さい。
Bob Blightman at bb@cirrusconsulting.com, telephone (+44) 1252 795610

 

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